rare-cheesecakeの日記

主に技術情報を不定期更新していきます。今注目しているのはPythonとDevOpsです。

PipelineDBを使ってみた

しばらくブログをお休みしていましたが、ようやく仕事が一段落ついたので再開です!

最近、PipelineDBというオープンソースのストリーミングSQLリレーショナルデータベースプロジェクトがスタートしたみたいなので、ちょっと触ってみることにしました。

 

PipelineDB—The Streaming SQL Database

 

まだ詳しくはわかっていないのですが、

Continuous Viewという独自のViewを定義しておくことで、対象のテーブルにデータをストリーミングしながら、継続的にデータが取得するような使い方ができるんだとか。

Apache StormのバックエンドがRDBになった版として使えるのかも?

 

公式サイトを見るとパッケージをダウンロードしてインストールする形式だったので、早速Ubuntu14.04の仮想環境にインストールしてみました。

 

Ubuntuなので以下のようにdebパッケージをインストールします。

sudo dpkg -i pipelinedb-0.7.7-ubuntu14-x86_64.deb

 

しかし、インストール実行直後に以下の様なエラーが;;

rm: `/etc/ld.so.conf.d/pipelinedb.conf' を削除できません: そのようなファイルやディレクトリはありません

 

どうも、初期化時に以前インストールしたものをクリーンアップするようなのですが、

当然初めてのインストールなのでそんなファイルはありません。

そこで、

sudo touch /etc/ld.so.conf.d/pipelinedb.conf

として空のファイルを作ってから再度試してみたところ、うまくインストーラが動いてくれました。

また、私の環境だとlibcurl3が入っていなかったので、以下のコマンドでインストールしてから、再度dpkgを実行する必要がありました。

sudo apt-get update
sudo apt-get install libcurl3

 

これで無事にインストールができたので、まずは初期化コマンドを実行

pipeline-init -D 任意のディレクトリ名

 

次にサーバーを起動すると使えるようになります。

pipeline-ctl -D 任意のディレクトリ名 -l logfile start

上記を実行後にQuickStartに書かれているコードを実行してみたところ、無事に結果を得ることができました。

公式ページにpythonのサンプルも書かれていたので次回に試してみたいと思います。